代表者挨拶

代表者挨拶

はじめまして、伊藤優子です。

私は幼少期に父親の躁うつ病を経験し、うつ状態から躁状態に変わる瞬間を目の当たりにして育ってきました。准看護師だった母は、3人の子どもと父親の入院費用を稼ぐために病院勤務を私が6歳の時に再開。そこから、入退院を繰り返す父を見ながら、母親は、「看護師免許を持っておくと生きていくのに苦労しないから」と育てられ、姉も進学校への道を断念し看護科のある高校へ進学。私自身、親のレールにははまらないと思いながらも、結局は高校から衛生看護科の道へと進みました。

もともと、誰かを救いたいとか、将来の夢が看護師などではないまま看護の道を目指した私が初めて、「ちゃんと看護師になりたい」と思ったのは、高校3年生の時に出会った肺がん末期で、骨転移した40代女性との出会いでした。

「この人の幻肢痛が少しでも楽になるために、夜中背中をさすってあげられないか」
「夢でうなされてたら、手を握ってあげられないか」

そうやって、終末期を過ごす患者さんとの出会いの中で、身体を良くすることだけでなく、その人の心にどれだけ寄り添えるのか?それを模索し始めた時に、

「立派な看護師さんになってね」

その患者さんに言われた言葉を胸に、正看護師としての学校に進学し、1999年看護師免許を取得し、日本医科大学付属千葉北総病院に勤務しました。産婦人科から始まった看護師生活は、「生まれる」という素晴らしいものばかりではなく、死産や中絶なども含め、常に「死」とも向き合う他の診療科とはまた違った場所が産婦人科でした。

そこで学んだことは、高校生の時の実習と同様、「患者さんの心に寄り添う」だったこと。その後、救急に異動してもその原点は変わらず、いつも「この患者さんはどうなりたいのか?」これを見失わないように看護をしてきました。
いつも冷静にどんなシビアな症例でも、患者さんの前で泣かないと決め解決策を見出してきた会話術は、幼少期に経験した親の病気を客観的に捉えていたことから起きていたようです。その会話術に関しては、「魔法のカウンセリング術講座」として、全国に50名以上の方が受講し、日常での対人関係の悩みに活用されています。

看護師としての経験は、産婦人科を含め、救急、呼吸器内科、心臓外科、一般内科、整形外科など様々な診療科を経験し、沢山の医師とも関わりを持ってきました。産婦人科の医師は、産科のプロです。整形外科の医師は整形のプロ。当たり前のようですが、外科系の医師に例えば糖尿病のコントロールについてアドバイスをもらおうとしても、適切な指示はもらえません。いろんな診療科を経験したことで、人の全体像を看れるようになったこと。

その後、2011年に産前産後の女性をサポートするためのサロン「ロミロミサロンミノアカ」をオープンし、2013年には「看護師から学ぶマタニティトリートメント講座」を開講。受講生は全国に60名を超え、同年10月より妊活カウンセラーとしても活動し500名以上のクライアントをサポートし、現在81名の妊娠報告を頂いています。
2017年2月に合同会社やさしいきもちを設立し、今後も女性が幸せに生きるための身体作りのサポート、また精神面でのサポートを続けていきたいと思っております。

2017年10月 伊藤優子